嵐の活動再開やラストコンサートをめぐり、「旧会員と新会員で当選率が違うのでは？」という声がSNSで広がっています。
ここでいう旧会員とは、活動休止前からファンクラブに入っていた人、または継続してきた人のこと。
一方の新会員は、再始動をきっかけに新たに入会した人を指します。
ただし、ジャニーズ（現SMILE-UP.）の公式発表では「抽選はすべて公平」と明言されています。
つまり、システム上は“旧会員だから優遇”という仕組みは存在しません。
しかし、体感的に旧会員の当選報告が多い理由には、いくつかの背景があります。
旧会員が有利に見える3つの理由
では、なぜ旧会員の当選報告が目立つのでしょうか。実際に当選体験者の声を分析すると、次の3つの理由が見えてきます。
- 応募率の高さ：旧会員は複数公演や複数名義での申し込みに慣れており、単純に「応募回数」が多い。
- 継続年数による心理的優遇：抽選が公平でも、長年支えてきた安心感から旧会員同士の情報共有が活発。結果、当選率が高く感じられる。
- 再登録組の誤解：過去に退会して再入会した人も「旧会員」として認識されがちで、実際には「新会員」と同条件でも、“旧メンバー感覚”で語られている。
つまり、システム上の優遇ではなく、行動量と経験の差が「旧会員の方が当たりやすい」という印象を生んでいるのです。
新会員でもチャンスはある？
「やるべきこと」は意外とシンプルです。
- 申し込みミスがない（同一名義・重複エラーを避ける）
- ファンクラブ登録情報が最新（住所・電話番号・支払い方法）
- 複数公演へのエントリーをしている
- 複数名義で申し込まない（違反扱いリスクを避ける）
つまり、誠実にルールを守っていれば新会員でも十分チャンスがあるのです。
ファンクラブ継続とチケット当選率の関係
「長く続けている方が当たりやすい」という噂は根強いですが、現時点でそのような公式発表はありません。
ただし、継続年数が長い会員には「特典」や「限定情報」の案内が届くことがあります。これにより応募時期を早く知れる・情報に早くアクセスできるなど、間接的なメリットは存在します。
つまり、「継続＝当たりやすい」ではなく、「継続＝情報戦で有利」という見方が正しいでしょう。
当選率を左右するのは“会員区分”より“準備力”
・旧会員・新会員で公式の優遇差はなし
・旧会員は行動量と経験が多い傾向
・新会員でも条件を整えれば十分チャンスあり
・継続年数は当選率に直接影響しない
最終的に、当選を左右するのは「区分」よりも「準備」。情報を正確に受け取り、エントリーを確実に行うことが何よりの近道です。
